2017年映画「かみさまとのやくそく」を観た感想
こんにちは。
野見山佳奈です。
久しぶりに「かみさまとのやくそく」を見にいきました。
約2年前に一度見て、感動したしとても衝撃を受けた映画だったんです。

渋谷の小さな映画館で上映されていることを3日前に知りました。
たまたま桃さんにこの映画の話をした時に気づいて
彼女も、かなり興味深そうだったから
プログラムが終わった翌日
一緒に観にいきました。
私も妊娠期間に観るのは
「また違うインパクトがあるだろうなぁ」と思ったので。
今回見て気づいたことは
まず以前の内容と結構変わっていたこと。
昨年撮られた映像も多く使われていて
また違う視点で楽しむことが出来ました。
内容は
産婦人科医の池川明先生や、大門教授が実際に
「胎内記憶」や「中間世記憶」「前世記憶」をもった子供達に
話を聞いた実例をもと作られたドキュメンタリー映画です。
新しく追加されていた内容の中に
印象的なところがあります。
(この先はネタバレになるので
観る方は、読まない方がいいです。)
8歳のスミレちゃんが
「赤ちゃんを産むときお母さんも大変だけど、
赤ちゃんはもっと大変でうまれてくるよ。
赤ちゃんが出てくるとき
体を捻って出てこなくちゃいけない。それはとても大変なこと。
お母さんはご飯を作ったり赤ちゃんを育てるのは
とても大変だけど、
見た目寝ているようにみえる赤ちゃんも、すごく大変で忙しいんだよ。」
と教えてくれる場面です。
彼女は
お腹の中にいる赤ちゃんとお話ができることが分かるそうです。
当たり前に、全ての人が自分のように分かるのだと暫くは思っていた子でした。
そんな彼女は「将来は助産師さんになりたい」って言っていて、
私は赤ちゃんの気持ちが分かる助産師さんなんて、
なんて最高なんだろうって思いました。
それから
「戦争はぜったいあってはいけないこと。
戦争が起こる国に生まれる選択をする子もいて
自分の命に代えても戦争をやめさせたいから、生まれてくるんだよ。
だって、私達は何度も生まれ変われるけど、世界がなにもなくなってはいけないから。
何度でも命に代えて自然だとか沢山のものを守るの。」
そう話していた。
なんて健気で愛を持って命を宿すのだろうそう感じました。
そして、ただただお腹の子に
「ありがとう」「選んでくれてすごく嬉しい」そう想いながら
映画を見ていたのでした。
この映画は子供がいなくても自分が生きている意味をわからなくなった人や
人生に絶望した人にもきっと響くものだと思います。