雛が孵った日
春になり玄関には来客が現れていて
彼らは結構な汚し屋。
今朝も「白く汚れてるなぁ〜。」と
ひと洗いしようとよくよく見たら。。。

割れた殻が落ちていた。

最近は日中も母鳥がよく巣にいて
卵を温めているようだった。
「いつ雛はかえるのかなぁ?」と心待ちにしていたから
これを見て、顔がほころぶ。

よく見れば我が家の庭が色鮮やかになっていて
黄色いバラが咲いていた。
その場所はちょっと前まで目立っていなかったのに、
花が咲いた途端、存在感が増す。

もう少しで咲きそうな植物や

小さいけど一つ一つに目を向けると
すごく綺麗な植物がいっぱい。
あまり名前がわからないけれど

時期をずらして、それぞれの個性を見せてくれる。
そこには、蝶々は蜂や蜘蛛といった
たくさんの虫が足を運んでいる。
うちは、飯塚でも山が近くて植物が豊かな場所で 朝は鳥たちのサウンドが本当に美しい。
余裕がある朝は、よく耳を澄ませている。

最近は家の近くでホタルが飛んでいて
そこまで夫と足を運んでは
「今日は多いね。」
「今日は時間遅かったかな?」
なんて話しながら短い時間
ちょっと幻想的な光景に見えるから
楽しい。
ホタルがいる川まで行く途中、
草や土の匂いがする。
それに夜は
激しく鳴く虫のサウンドがある。
「ちょっとボリューム大きくない?」
「むしろ、うるさいね。」
なんて話しながら
生き物に反応する。
そうやって生きていることが
ささやかだけど、
なんだか心地いいなって
最近はよく思う。